
本日のアジア市場は、原油価格の上昇と米国・イラン間の緊張激化を受けて、おおむね下落して推移しました。米国が主要な原油輸出拠点であるハルグ島周辺のイラン軍事資産に対して攻撃を実施し、さらにエネルギーインフラへの追加攻撃を警告したことを受け、WTI原油は98.00ドル付近、ブレント原油は103ドルを上回って推移しています。
米国市場では、先週の下落を受けた反発を試す動きから、株価指数先物は小幅に上昇しました。市場では引き続き原油価格の動向と米国・イラン情勢の進展が注視されています。ダウ先物は約0.75%上昇、S&P500先物は0.8%上昇、ナスダック100先物は0.9%上昇しました。 この反発は、先週の主要3指数の下落を受けたものです。先週はS&P500が1.7%下落し、ダウ平均とナスダックもそれぞれ約2%、1.3%下落しました。
金はアジア時間に5,000ドル付近で下げ止まりましたが、今週予定されている主要中銀の金融政策決定を控え、依然として上値の重い展開となっています。銀は80ドル付近でおおむね横ばいで推移しています。米ドル指数(DXY)は100.54まで上昇し、現在は約10カ月ぶりの高値圏で推移しています。ドル高の進行は貴金属価格の上昇を抑える要因となっています。一方、暗号資産市場は上昇しており、ビットコインは73,800ドルを上回り、イーサリアムも2,200ドルを上回りました。
投資家は、FRB、欧州中央銀行(ECB)、日銀、イングランド銀行、オーストラリア準備銀行(RBA)を含む主要中銀の金融政策決定を注視しています。大半の中銀は政策金利を据え置くと見込まれる一方、RBAについては追加利上げの可能性も意識されています。
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