
アジア太平洋市場は火曜日、まちまちの展開となりましたが、韓国の KOSPIは6,387の過去最高値を更新し、ハイテク株の力強い上昇に支えられました。米国とイランの緊張が依然として高い水準にある中でも、中東情勢の外交的解決への期待が投資家心理を下支えしました。イランは圧力下での交渉を拒否する一方、トランプ大統領は、現在の停戦期限までに合意に至らなければ大規模な軍事行動に踏み切る可能性を警告しました。それでも、地政学的な不透明感が続く中で、株式市場全体の地合いはなお前向きな状態を維持しました。
米主要株価指数は月曜日、米国とイランの緊張再燃を受けて下落して取引を終えました。米国によるイラン船舶の拿捕と、イランが新たな和平協議への参加を拒否したことが重しとなったためです。現在の停戦は今週中に期限を迎える予定です。
一方、本日早朝の米株価指数先物は小幅に上昇しました。S&P500、ナスダック、ダウの各先物はいずれも小幅高となり、投資家が直近のボラティリティ上昇後の安定化を探る動きとなりました。
市場の関心は現在、いくつかの重要材料へ移りつつあります。具体的には、企業決算、3月小売売上高の発表、そしてFRB議長候補である ケビン・ウォーシュ の上院承認公聴会です。ウォーシュ氏は、中央銀行の独立性の重要性を強調しました。
原油価格は火曜日のアジア時間に下落しました。前日の急騰後、市場が米国とイランの第2回和平協議を巡る不透明な見通しを改めて織り込み直したためです。WTI原油、ブレント原油ともに小幅安となり、前日の大幅上昇を受けた利益確定売りと先行き不透明感が反映されました。
金価格は火曜日、4,800ドルを再び下回り、前回の反発分の大半を吐き出しました。米国とイランの対立再燃により原油価格が上昇し、米ドルが支えられたことが背景です。ただし、市場ではFRBが年内に利下げへ動く可能性が依然として意識されており、それがドル全体の上値を抑えることで、中期的には金相場を支える要因となっています。このため、金の下値も限定的となる可能性があります。
投資家は現在、新たな和平協議がパキスタンで実施されるかどうかに注目しています。米国とイランの双方から発せられる相反するシグナルが、引き続き市場の変動要因となっています。
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