
月曜日の米国株式市場では主要3指数が大きく上昇しました。S&P500は 1%上昇、ナスダックは 1.2%上昇、ダウ平均は 0.9%上昇しました。原油価格の下落に加え、Nvidiaを含むテクノロジー株の上昇が相場を支えました。
もっとも、ホルムズ海峡を通る海上輸送の安全確保を巡る不透明感は依然として残っています。原油価格は本日約 2%上昇しており、ブレント原油は 102ドル超、WTI原油は 96ドル付近で推移しています。
投資家は今後予定されているFRBの政策決定や主要企業の決算発表にも注目しています。一方で、特に労働市場の弱含みをはじめとするリスクの高まりが、米国経済全体の見通しに影響を与える可能性への懸念も強まっています。
本日の序盤取引では、前日の原油価格の落ち着きを背景とした反発の後、米株価指数先物は小幅に下落しました。S&P500先物、ナスダック先物、ダウ先物はいずれも 約0.2%下落しています。
金は小幅高を維持しているものの、5,050ドルを下回る水準で推移しており、地政学的緊張が続く中でも明確な強気モメンタムは見られていません。紛争の継続は安全資産需要を支える要因となっていますが、一方で原油価格の上昇やインフレ懸念により、FRBが高金利をより長く維持するとの見方が強まっており、これが金の上値を抑え、強気姿勢を慎重なものにしています。
為替市場では、EUR/USDがアジア時間に小幅安となりました。直近の反発の流れを維持できず、1.1500をやや下回る水準で推移しています。もっとも、主要中央銀行のイベントを控えていることから下値も限定的となっています。
市場の焦点は、水曜日の FRBの政策決定 と木曜日の 欧州中央銀行(ECB)理事会 に向かっています。イラン情勢を背景とする原油価格の上昇とインフレ懸念が金融政策見通しに影響を与えており、今後のEUR/USDの方向性を左右する要因になるとみられます。
また、オーストラリア準備銀行(RBA)は市場予想通り 25ベーシスポイントの利上げを実施し、政策金利を 4.1% としました。これで 2会合連続の利上げとなり、政策金利は 2025年4月以来の高水準となっています。インフレ率が依然として目標を上回っていることが背景です。
今回の決定は、労働市場の逼迫と堅調な経済成長に支えられた根強いインフレ圧力を反映したものです。さらに、中東情勢の緊張によるエネルギー価格の上昇がインフレリスクを一段と高めています。政策当局は、インフレ率が当面の間 2〜3%の目標レンジを上回る可能性が高い と警告しており、今回の利上げを正当化する要因となっています。
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